1995年 算数オリンピック ファイナル 【別解】
こんにちは。管理人ことdrummanです。
先日の記事”1995年 算数オリンピック ファイナル”の別解になります。そのため、初めての方は前回記事の閲覧をお願いいたします。
問題は軽く載せておきますね。
【問題】難易度:★★★★☆
下の図において、角ADBは何度か?
【解説】↓
基本的な考え方は前回同様で、『60°を作り、等辺をうまくくっつけて、正三角形を利用する』です。
今回は2つの別解をサラっと紹介します。(かなりサラっと行きます。重要なことは全て前回記事に書いてしまったので。)
前回記事で言うところの、"【鉄則その3・関連性を探る】"のフェーズからこちらに移っていただけるとスムーズかなと思います。
【別解1】
前回とは逆向きに三角形BCE(三角形ABDと同じ形)をくっつけてみます。
すると、三角形AECが正三角形となり、あとは三角形ABEが二等辺三角形になっていることを利用しておしまい。
【別解2】
下の左右の図どちらでも良いのですが、三角形ABEあるいは三角形ACE(どちらも三角形ABDと同じ形)をくっつけます。
ここで、どちらからスタートしても「2つの等辺によって作られる角度が60°」になりますから、三角形EBCは正三角形になります。
よって、下の図のように、さらに同じ形の三角形が増えます。
よって、?二つ分で正三角形の頂角になっていますから、簡単に?が求まります。
以上になります。かなりサラっと説明しましたが、序盤にも書きましたが要所である『60°を作り、等辺をうまくくっつけて、正三角形を利用する』は抑えてありますので、各自確認してみてください。
この他にも別解見つけたという人は是非とも教えてください。オリジナリティあふれる素敵な解法をお待ちしております。
では今回はこの辺で失礼します。